社長の道 仕事の徒然草

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バカ社長論
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第81段 成長を生み出す原動力になるものとは?
 (
テーマ 己を鍛える) 平成15年8月11日

大山康晴第十五世名人の将棋人生

「助からないと思っても、助かっている」
私が好きな言葉であり、大山康晴第十五世名人(1923-1992年)が、扇子や色紙に揮毫(きごう)したものだ。この意味は、将棋の終盤で諦めるのではなく、最後までがんばれば勝つ可能性があるということ。「永世名人」は、名人位を通算で5年間キープすれば資格を得られ、大山のあとは中原と谷川のみ。羽生はまだ得られていない。

 ここで、大山康晴第十五世名人について簡単に説明しておくと、ライバルの升田との数年にわたる勝負に勝ったあと、49歳のときに中原誠十段に破れ、13年間守り続けた名人位を失う。しかし、51歳のときに中原から十段位を奪取、内藤國雄から棋聖を奪還して再び二冠。その後、再び無冠になるものの、63歳で名人挑戦者となる。ガンと戦いながらも68歳で、棋士の勲章であるA級に45年在籍し、その翌年、亡くなるまでA級現役棋士だった。

 将棋の勝負では、指し手は一瞬の決断力が必要なうえ、対局は長時間に及ぶ。年をとってもA級に在籍しつづけるのは、並大抵の精神力ではない。彼の人生に照らし合わせて、「助からないと思っても、助かっている」は、「自分が限界と思ったときは、まだ限界ではない」という意味でもある。

●自分の限界を乗り越える努力をする

 人は自分の本当の能力をつねに過小評価しているため、いつも限界まで能力を引き出していない。限界に行くまでに、自ら諦めて、線を引いてしまう。限界まで能力を引き出す努力、そして限界を超える努力、それが人の成長を生み出す原動力である。

 だいたい7割ぐらいは出しているから、成長するためには、それを乗り越える努力をしなければならない。つねに限界を超え、新しいことにチャレンジしていくと、違う人間になる。「己を鍛える」ことをしている人と、自分で自分をセーブしている人間は、長い時間によって大きな差がつく。


 文責 山田 咲道(お仕事…募集中
     エース会計事務所 公認会計士・税理士


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