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■第229段 どこまでも人間をつくれ2
(テーマ 己を鍛える) 平成18年6月12日
●決断力と実行力を養う
従業員に良い仕事をしてもらいながら、育てていく。従業員ひとり一人が仕事の喜びを感じながら、お客さんにも喜んでもらう――。この循環をつくるのが難しい。いくら仕事ができる社長でも、人間をつくっていないと、「貧乏暇なし」になり、会社の成長も滞る。
会社は利益を出さないと、雇用を維持できない。従業員を育てるには、儲ける仕組みができていないと難しい。儲ける仕組みの中で従業員を育てて、さらに儲ける循環をつくっていくのがベストである。
仕組みづくりをするうえで、絶対条件となるのが決断力と実行力である。社長が人間をつくっていくうえで、大きな柱とすべきものだ。
●本当に優しい社長とは?
いい人、優しい人では、儲ける仕組みづくりができない。社長には強さや厳しさが必要だ。優しさと厳しさの両面を鍛え、常にバランスをとる必要がある。
従業員教育でいえば、簡単に人は育たない。毎日、教えて、酒を飲んで説教しても、すぐに人は成長しない。優秀な人材を採用して、良い仕事を与え、適当な距離感を保ちながら接していく。
社長は、会社を支える秀才をつくり、組織を発展できるように、己を鍛えることだ。社長が鍛えていなければ、会社も成長しない。
それでは、最後に次のどちらの社長が、本当に優しい社長かを考えてほしい。
いつも残業で土曜日も出勤。給料とボーナスは少なく、入社以来、一度も昇給がない。社長は穏やかで怒ったことが一度もない。
週休2日制、ゴールデンウィークや年末年始には連続休日があり、定時で帰宅できる。給料とボーナスも同業他社に比べると良く、昇給もある。社長は常に「時間効率だ」といっていて、厳しい。
文責 山田 咲道(お仕事…募集中)
エース会計事務所 公認会計士・税理士
(一言)
言葉には、人生を左右する力がある。この自覚こそ人生を勝利に導く最良の武器である。(中村天風)
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