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第447段 志とは11 志を打ち立てる
 (
シリーズ 志を立てる) 平成23年10月17日

 これまでの説明が理解できれば、志の本質を捉えることができます。

 志はいつでも立ち、いつでも実現でき、そして終わることがない。

 それでは、偉大な先人達の志を伺ってみましょう。

 我十有五にして学に志す。

 これは、孔子の言葉です。この言葉について、哲学者の森信三が「終身教授録 第7稿 志学」(到知出版社)で、詳しく解説してくれています。

 そこで、今孔子のこの言葉の真意を考えるに当たり、われわれの注意を要する点は、ここで「学」と言われている言葉の真の内容が、いかなるものであるかを知ることでしょう。ここで孔子が「我十有五にして学に志す」と言われたこの「学」というのは、普通にいわゆる勉強を始めたとか、ないしは書物を教わり出したなどという程度のことではないようです。それというのも、ここに「志学」と言われたのは、いわゆる大学の道に志されたということであって、孔子は十五歳にして、すでに大学の道に志されたのであります。
 ではそのいわゆる大学の道とは、一体いかなるものを言うのでしょうか。これは、諸君らもすでに一応は心得ていられるように、わが身を修めることを中心としつつ、ついには天下国家をも治めるに至る人間の歩みについていうのです。してみると孔子はすでに十五歳のお若さで、ご自身の一生を見通して、修養の第一歩を踏み出されたわけであります。すなわち十五歳の若さをもって、すでに自分の生涯の道を「修己治人」の大道にありとせられたわけであります。
 それは只今も申すように、自己を修めることを中心としつつ、ついには天下国家をも治めるところまでいかなくてはならぬというのであって、すでに一生の大願を立てられたわけであります。

 松下陋村と雖も誓って神国の幹とならん。

 これは吉田松陰の言葉です。この言葉は松陰が松下村塾の柱に掲げた言葉として有名です。この言葉に込められた思いが実り、松下村塾は高杉晋作、山県有朋、伊藤博文、桂小五郎などの多くの偉人を輩出し、明治維新の大きな原動力となりました。松陰が塾生を教えたのは、たった3年に過ぎません。私も訪れたことがありますが、その場所は今も静かな寒村で決して立派な建物でもありません。志には時間や環境は関係ないことを、思い知らされます。

 私の仕事も、やっと少しわかりかけてきたかと思ったら、いつか八十路を越してしまった。かつて横山大観先生に、「天霊地気」という書を頂いた。私は、日ごろからこれを座右の名としているが、最近は一層、この深い意味のことを思うのである。
 私はこれから死ぬまで、初心を忘れず、拙なくとも生きた絵が描きたい。むずかしいことではあるが、それが念願であり、生きがいだと思っている。芸術に完成は、あり得ない。要は、どこまで大きく未完成で終わるかである。余命も少ないが、一日を大切に精進していきたい。

 これは日本画家の奥村土牛の言葉です(牛のあゆみ 中公文庫)。今まで私がお話して来たこと、すべてを総括している言葉だと思います。

 読者に皆さんには、今こそ大きな志を打ち立て、実践実行して行かれることを希望します。


 文責 山田 咲道 公認会計士・税理士
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(一言)

 かりの身を元のあるじに貸し渡し 民安かれと願うこの身ぞ。(二宮尊徳翁




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