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第570段 いかに組織を強くするか
 
シリーズ 従業員をうまく仕切る) 平成29年1月16日

●従業員を接待に同席させる

 交際費や飲み会代は顧客へのアプローチとして使うのが基本だが、最近は接待禁止の傾向が強く、やりづらい時代になってしまっている。
 従業員とのコミュニケーションをさらに一歩押し進めるために、顧客の接待に一緒に連れていくことがある。その席で従業員も会話に参加し、おいしい食事を味わう。
 所長の私が接待するということは、相手方は社長や幹部クラスだ。そういう大事な場面に同席すれば、経営者同士がどうコミュニケーションをとるのかが見られるうえ、自分が大事にされていることをダイレクトに感じられる。

 できるだけいろいろな場所に従業員を連れていきたいが、接待に同席させるのは実はそう簡単なことではない。職業柄、相手がお金を出してくれるケースが多いからだ。「食事代などせいぜい1万円くらいで、たいした金ではない」と、教育の一環としての同伴をわかってくれるクライアントのときだけ連れていける。
 取引先との飲み会は、自分が接待する側、される側、両方ある。自分の側がお金を出す場合は、関係する従業員は連れていく。飲食関係の顧客の店に行くこともある。

飲み会の意義を明確にする

 接待の話が担当者経由で来れば、担当者はその顧客に対して一人前ということだ。重要な相談が私に直接来てしまうようでは、顧客にとって担当者は半人前だということを意味する。その差は大きい。一人前と認めてもらえていないと、接待の同席は難しい。特定の顧客に対しては一人前でも、ほかの顧客には半人前ということもある。本人の実力にもよるし、顧客とのつきあい方の違いもある。ケースバイケースなのだ。
 人を育てて会社はある。一人前になるように教育しているつもりだが、いまの時代は正当性や合理性をきちっと判断できる社長でないと生き抜いていけないため、見る目はシビアだ。

 自分が役員を務めているような近しい取引先では飲み会が多い。そのため、社員みんなの仲がよく、打ち解けている。飲み代は一見無駄なようにみえるが、実は組織を強くする。飲み会の意義は思ったより大きいのだ。
 給料を高くすれば組織が強くなるわけではない。研修会などを開催して、そもそものコミュニケーション力を身に着けさせ、しっかり人を育てる必要がある。そして、オフィシャルなコミュニケーションだけでは仕事が成り立たないことを忘れてはならない。


 文責 山田 咲道 公認会計士・税理士
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