■第95段 社会貢献とは、お客さんに喜ばれてお金を循環させること
(テーマ 商売の王道を知る) 平成15年11月17日
●社会貢献がない会社は成長しない
社会貢献が経営理念としてうたえない会社は、寿命が短い。商売の王道は、社会貢献をすることだ。具体的にいえば、お金を循環させること。金を稼ぐことによって再投資して、事業を大きくする。そして、もっと世間に還元して、また金を稼いで、また潤うというのが企業の本来の活動だ。
社会貢献を根本において、その理念のもとに循環活動、従業員を含めて成り立つという組織をつくることができれば、拡大成長していける。お客さんに喜ばれるのは、社会的存在意義があり、社会の仕組みに入っていることだから、継続できる。反対に、一発儲けようとしてお客さんをだます、あるいは喜ばれない商売は存在意義がないから、消えていく。
●社会貢献をどうするかを具体的にしたのが行動理念
経営理念に社会貢献をうたっても、実際どういう行動をとればいいのか従業員はわからないから、その基本になるのが、第94段の「行動理念」である。
エース会計事務所の行動理念は「プロは自己研鑽によって、報酬以上のメリットを依頼主に与える」であり、行動理念は、経営理念に基づいてつくっている。人間が組織で働き、統一的な行動をとるために必要なのが経営理念であり、行動理念は、時代とともに変わっても、経営理念は不変なものだ。
この経営理念が100人の力を1000倍にするためのベースになる。従業員がすべてに徹底させ、行動理念に基づいて動けば、すごい力になる。つまりは「あなたの会社の経営理念は何ですか?」と聞いたときに、末端の従業員まで答えられる会社が強いといえる。
上場会社は、社内に経営理念を必ず掲げてある。ただし、あっても実行されていない会社が95%。いくらかっこよくても、わかりやすく、すぐいえるようなものではないと、使いものにもならない。
魂の入った経営理念をつくるには、創業時に開く取締役会で、代表取締役を決めるのと同時に、経営理念についても、どうあるべきかを徹底的に議論するのが望ましい。経営理念があれば、それに沿ったロゴやカラーを考えることができ、名刺もつくりやすいし、社内のインテリアもそのカラーで統一できる。
文責 山田 咲道 公認会計士・税理士
中央区の税理士 エース会計事務所 会社設立できる公認会計士 東京都
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