■第216段 優秀な人材を採るには、見極める目が必要
(テーマ 従業員をうまく仕切る) 平成18年3月13日
●採用できない理由を、求職者に押しつけていないか?
できる営業マンがいないと売上は伸びない。できる営業マンがいて、はじめて新しい売上が立つ。「できる営業マンが欲しいのに、求人募集してもいい人が来ない」という経営者はたくさんいる。
残念ながら、そうボヤいている経営者は、良い人を採ることができない。なぜかといえば、採用できない理由を求職者に押しつけているからだ。武田信玄はいった「人は石垣、人は城」。良い材料、器具を調達しないと、良い石垣をつくれないように、良い人材を集める方法を考えないと、良い人材は集まらないのである。
●人を見極める目がないと、うまく選考できない
従業員の採用は一般的には、求人広告を出して集客する、筆記試験(適正検査など)や面接、選考、内定、入社という手順を踏む。
まず、良い人材を集客する必要がある。確率論的には、引き寄せる人数が多いほど良い人は集まる。応募者が100人いれば、個性や能力、IQ、性別、年齢など異なる。その中で優秀な人を選べるかどうか――。たくさん引き寄せても、選ぶ人を間違ってしまうと、会社に、試用期間を含めた給料の支払いという負荷がかかる。
選考するには、経営者や人事担当に「この人はいい営業マンになる」という見極める目があることが不可欠だ。仮に人を引き寄せる力が弱くても、見る目があれば優秀な人材を選ぶことができ、組織として固まっていく。
文責 山田 咲道 公認会計士・税理士
中央区の税理士 エース会計事務所 会社設立できる公認会計士 東京都
(一言)
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