■第259段 スピード経営には不可欠、優れた商売道具
(テーマ バックオフィスを効率化する) 平成19年1月8日
●なぜ最新鋭の機械が良いのか
「スピード経営」をするためには、優れた商売道具を揃えることが不可欠である。道具(モノ)を使うのは従業員(ヒト)であり、性能が良いモノを使えば、ヒトが作業するのに時間をかけずに済み、ヒトとモノを効率的に使えるからだ。
古いコピー機は約20枚/分なのに対し、最新のコピー機ならば50枚/分。レーザープリンターの印刷スピードは古いと約20枚/分なのに対し、最新であれば40枚/分。どちらも2倍以上の性能の差があり、人が待つ時間が少なくて済む。しかもトナー代もかからないようになっているため、1枚当たりのコストダウンにもつながる。買い換えるときには、常に最新鋭の機械を選ぶことだ。
社長が間違った「お金の節約」をすると、OA機器やパソコンを購入するときにケチる。安い機械は性能が劣るため、作業時間が余計にかかる。加えて、OA機器やパソコンは年々性能が良くなり、価格も安くなっているため、メンテナンスにコストをかけるよりも、買い換えたほうが安いことも多い。古い機械を大切に使っているのも、コストアップになる。ただし、メインは最新鋭の機械にして、サブとして古い機械を使うのはコストダウンにつながる。
●良い循環をつくる
最新鋭の機械の導入およびIT化により、素早く(短納期)・低コスト(コストダウン)で良い商品・サービスが提供できる。これが実現できれば差別化につながり、いくら厳しい業界でも、最後に残ることができる。
つまり、顧客に喜ばれて商売がうまくいけば、利益を出すことができ、そのお金で再投資が可能。常に最新鋭の機械を使うことにより、さらに良い商品・サービスを生み出すことができるというわけだ。スピード経営によって、永続的に利益を出せるという良い循環をつくり出すことができる。
逆にいえば、お金がなく、融資も受けられないと、最新鋭の機械を導入できない。古い機械を使いざるをえず、競合他社に差は大きく開き、商売はうまくいかない。短納期とコストダウンの2つを実現するためには、優れた商売道具を使うことが欠かせない。
文責 山田 咲道 公認会計士・税理士
中央区の税理士 エース会計事務所 会社設立できる公認会計士 東京都
(一言)
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