■第362段 従業員の心が社内の状態に表れる
(テーマ 従業員をうまく仕切る) 平成20年12月29日
●赤字の会社は、きちんと掃除できていない
コストダウンコンサルティングを依頼されると、私は必ずお客さんの会社を訪ねている。赤字の会社には2つの特徴があり、ひとつは社内が汚いこと。2つ目は総論賛成、各論反対ということだ(後者は機会を改めて説明する)。
多くの会社は、ビル全体で清掃業者が入っていることが多いが、掃除の人が行うのは、ゴミ箱の中を捨てることと床掃除ぐらいで、100%きれいにすることはできない。机の上、書類の整理、花瓶の枯れた花を捨てるなど、従業員ひとり一人が行わなければならない。掃除の人がいるといって、掃除を行わないと、職場が荒れる。
●心が荒れていて、いい仕事ができるか
掃除の本質は心を清めることであり、社内をきれいにして、整理整頓しようという気持ちがないということは、従業員の心が荒れている証拠だ。「会社をよくしていこう」「盛り上げていこう」「いい会社にしていこう」という気がないという表れだ。
このような会社が赤字になるのは当然の結果であり、社長がそれに気づかないのは、目の前の金だけを追いかけ、収支だけを考えているからだ。
文責 山田 咲道 公認会計士・税理士
中央区の税理士 エース会計事務所 会社設立できる公認会計士 東京都
(一言)
仕事の整理整頓もしなさい。
よろしければ、ぜひご購読をお申し込み下さい(Presented By )
サイト内検索
〒104−0045
東京都中央区築地2丁目11番9号RBM築地駅前ビル6階(地図)
TEL 03−3516−8941 FAX 03−6740−1328
E−Mail ace@jobtheory.com
URL https://www.jobtheory.com/
会社経営とは 戦う経営ブログ 社長の道!『仕事の徒然草』
前段へ 次段へ
TOP サイト内検索 テーマ別 日付順(No順) 最新号
|