■第542段 価値観の転換で幸せを呼ぶ
(シリーズ 心知体を究める) 平成27年11月16日
●語学の勉強はすばらしい
英語などの語学を鍛えれば、海外旅行にも役立つし、チャレンジの幅が大きく広がる。入社時にTOEICの点数が条件になることもあるから、就職・転職の可能性が高くなる。英語に限らず、中国語でもスペイン語でも、語学の勉強はすばらしい。英語をきわめた上にスペイン語も話せたら、全世界を相手にできる。
他にベーシックなお勧めの趣味としては映画観賞や読書が挙げられる。と言っても、私自身はベストセラー的な小説は読まない。実用書も読まない。なぜかというと、必ず毎朝、『修身教授録』を読み込んでいる上に、税務の書類やメールなど、日々目にする文字量が常人の10倍くらい多く、小説を読む余裕がないからだ。世の中には、どうすれば金持ちになれるかというノウハウ本しか読まない人もいる。しかし、ジャンク本は人生の役に立たない。自ら考える能力で生きていかなければ、金持ちになっても底が浅いだけだ。
●宝の山は身近にある
金を価値の基準にしてしまうと、周りにあるすばらしいものが見えなくなる。発想の原点は、すばらしいものにどれだけ気づけるかということである。
たとえば、東京は日本一の観光地である。だから、東京に住んでいながら、どこかに観光に出かけるのは、そもそも矛盾していることとなる。皇居をはじめ、美術館や公園など、東京は魅力ある場所だらけで、とても1日では周りきれない。美味しいレストランもたくさんあり、素敵なものが身近に山のようにある。しかし、それに気づけなければハッピーにならない。お金の有効な使い方がわからなければ、底なし沼に水をそそぐようなものだ。価値観を転換し、そう考えられるかどうか。発想の勝負である。
「心知体」を大事にすれば幸せになるということに、なぜいま、急に気づいたのか。
私は40代の後半まで問題だらけだった。「俺も年か。若い者には勝てないな」、具体的に勝てないエピソードがあったわけではないのに、そう感じた。若いころに比べて仕事の効率が格段に落ちたからだ。体力はある、心も整っている。しかし、知力が衰えてしまった。生きていくためには自分を高めていかなければと49歳になって自ら気づいたことで、知的バイタリティが戻ってきた。
若いころは仕事を長時間こなせたし、パフォーマンスがよかった。いまは、昔に比べれば落ちるが、効率的だし失敗がない。よくする工夫を考えるために低空飛行の期間があった。停滞した期間は必要悪だったのだ。自分の付加価値がしっかりすれば、事務所はこれからますますよくなっていく。
文責 山田 咲道 公認会計士・税理士
中央区の税理士 エース会計事務所 会社設立できる公認会計士 東京都
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