社長の道 仕事の徒然草

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バカ社長論
節税クリニック エース会計事務所 公認会計士 税理士 山田 咲道
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第94段 経営理念は、従業員の意識統一をするもの
 (
テーマ 大局から経営を考える) 平成15年11月10日

●すべての人間の行為をマニュアルにするのは不可能

 経営理念とは、何かを考えてみよう。本来の目的は、従業員が均一なサービスを提供するためのもので、従業員ひとり一人が経営理念に沿った行動を自分で考えて、動くための根本理念である。

 飲食店であれば、お客さんが店舗に入って来たら「いらっしゃいませ」と挨拶する、グラスは静かに置くといったことはマニュアルに書けるが、テーブルを片づけるときにはどうするのかなど、マニュアルでは書ききれない細かいことがいっぱいある。人間の行動をすべてマニュアル化にすることは不可能だから、全従業員の行動の根本になる経営理念が必要というわけだ。

 エース会計事務所の経営理念は、「税務会計業務を通じて社会に貢献する」である。開業当時はなかったが、従業員が5人になったときに作った。3〜4人であれば、私が従業員ひとり一人と個別具体的に語れたが、5人の従業員にきちんとした行動をとらせようと思うと、ひとり一人と話す時間がなくなるから、経営理念が絶対に必要になる。

●経営理念を徹底させる方法

 経営理念を徹底させるために行っているのは、毎週月曜日に行っている会議の最初に、毎回従業員のなかから一名を指名して、先の経営理念をいわせる。このようにすることで、頭に叩き込んでいる。

 そして従業員に注意するときには、「あなたの行動は経営理念に合っていますか? 合っていませんか?」と聞いている。その場で起こったことを改善するのは当たり前であり、ほかのすべての行動について、経営理念に沿っているどうかを考えながら仕事をしてほしいからだ。

 エース会計事務所の代表としてお客さんの会社を訪れるときに、経営理念を考えていないと違う行動になる。電話を入れないで約束の時間に遅刻したり、重要な書類を忘れたりする。そして、突発的な出来事が起こったときに、どうすればいいのか、その判断基準となるのが、社会貢献ができるかどうかだ。社会貢献について、第95段で詳しく触れる。


 文責 山田 咲道(お仕事…募集中
     エース会計事務所 公認会計士・税理士


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