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第619段 職場環境を整える
 
シリーズ ブラック問題を考える) 平成31年2月18日

●推奨したい解決策は早出

 ブラックな状態になるのを防ぐのに有効なのは早出である。私の事務所でもできるだけ早出を推奨している。残業代もつく上、電話などで業務を中断されることも少ない。午前中が長い方が作業効率は高くなる。さらに進めて、始業時刻を早めることができれば素晴らしい。理想的なのは8〜9時の始業だ。
 うちの事務所は9時始まりだが、8時か8時半から4時か4時半の就業時間にできれば、出勤時の混雑の時間帯からもずれて望ましいと考えている。ただ、事務所が東京にあり、通勤時間の長い社員が多いことを考慮すると、8時半スタートは現実的にきついので、9時のままにしているのが実情だ。職住近接の地方などは、8時台の始業でいいのではないだろうか。

 自主的に8時に出社した場合、残業代はつくが、終業時刻にならなければ帰れない。就業時間自体を早めれば、堂々と帰ってもらえる。逆に、始業時刻を10時にして午前中が短くなると、夜型体質になってしまう。夜10時や11時まで働いて外食せざるを得なくなり、ブラック企業まっしぐらである。給料が増えることを歓迎する人もいるかもしれないが、そのフレームは維持できない時代だということに経営者は気づかなければならない。

●システムが遅れていても残業が増える

 過重労働問題は仕切りをきちんとすることが肝要だ。仕切りで一番わかりやすいのはシステム的な問題である。経営者のシステム的な理解、スキル、素養が低いと、全体の効率が落ちる。システムの反応速度、ウイルスメール対策など、効率を上げながらセキュリティを高くすることは、もちろん可能だ。能力がないから、それが難しい。

 コンピューターシステムが遅れていると、残業が増える。逆に進んでいると企業の付加価値が高くなり、残業が減る。システム的な素養が高い経営者は少ないが、効率が悪いと、どんどんブラックな職場になり、会社が潰れてしまう。
 経営者の意識、労働法制・従業員・システムの問題などがすべて複雑に絡み合って起こるのがブラック問題なのだ。



 文責 山田 咲道 公認会計士・税理士
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