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第692段 締め日の工夫で経理を楽に
 (
テーマ 会計を活用して節税する) 令和4年3月21日

20日締めか末締めか

 多くの事業者にとって、事業年度の末日は月の末日だが、売上や仕入の請求などの締め日を末締めではなく20日締めにしている企業もある。忙しい月末月初に仕事が偏ることを避けるため、20日で締めたほうが楽だという考え方もあるだろう。
 しかし、決算の精度を上げようと思ったら、末締めの方がいい。20日で締めた売上をその月の売上として計上するのは、10日分抜けてしまうわけだから望ましくない。

 月次決算では20日締めで処理していても、年次決算では認められない。20日締めの会社は年次決算のときは10日分を締め直すことになってしまう。
 売上は自分が末締めにして月末に請求書を出せばいいが、仕入は商慣習や先方との関係もあり、必ずしも月末とは限らない。取引先の都合で、バラバラに請求書が来てしまう。しかし、月末で集計して仕入の金額を確定しないと、月次の精度が高まらない。
 「売上が末締め、仕入が20日締め」とずれてしまうのも経理が煩雑化する。両方とも末締めで揃えられれば経理が楽になる。

棚卸資産は年1〜2回集計

 棚卸資産の集計を月次でするのは大変なことだ。棚卸の量が多いと、集計のためだけに丸1日かかってしまい、人件費がかさむ。棚卸の管理は受払い簿があれば年に1回でもかまわないだろう。在庫があって受払い簿がない場合には、最低でも年2回は棚卸をした方がいい。

 減価償却費はたとえ金額が小さくても、月次計上していくべき経費だ。年次決算のときに入れることも可能だが、ならして入れていく方がいい。
 売上や売掛金、仕入や買掛金、棚卸資産、減価償却費など、記帳には簿記の知識が必要不可欠だ。簿記を知らずに記帳を行うと、間違った処理をしてしまうリスクがある。
 プロの税理士が毎月細かくチェックすれば、ミスのない正確な経理処理ができるので、会計事務所をうまく活用してもらいたい。


 文責 山田 咲道 公認会計士・税理士
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