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■第704段 バリュー株投資を始めるには
（シリーズ バリュー株投資のススメ） 令和４年９月１９日
●楽天証券に口座を開設する
副業としてのバリュー株投資を始めるにはまず、手数料の安い証券会社を選び、インターネットで口座を開設する必要がある。SBI証券のアクティブプランや楽天証券のいちにち定額コースを選べば、１日の約定代金の合計が１００万円以下なら取引手数料がゼロ円だ。SBI証券と住信SBIネット銀行をSBIハイブリッド預金で、楽天証券と楽天銀行をマネーブリッジで連携させれば、面倒な入出金手続きを自動化でき、振り込みも不要だ。
赤字と黒字を損益通算しやすいので、証券会社の特定口座は一つにまとめたほうがいい。多くの人が楽天のIDを持ち、楽天のポイントをもらい、楽天経済圏を活用しているだろうから、楽天証券で始めることをオススメする。ポイントサイトを経由して口座を開設するだけで１万ポイントほどもらえることもある。
楽天証券はNISAやiDeCoなどの機能をすべて満たしている。本来、積立投信はオススメしないが、楽天のクレジットカードや楽天キャッシュを利用すればポイントもつく。楽天銀行は普通貯金３００万円まで金利０.１％で、ランクに応じて振込手数料が無料だ。
●株価情報を把握する
余剰資金が１千万円あったら楽天銀行に入れ、５００万円を株の運用に回す。株価が暴落して買い増ししたいときのために５００万円のキャッシュを余力として残しておく。
まずは「１５００万円を年４％で回して月５万円の配当を得る」ことを目標にするといい。都市銀行に定期預金をしているだけでは人生を棒に振っていることになる。
ヤフーファイナンス（https://finance.yahoo.co.jp/）で配当利回りなどの諸条件を設定すれば銘柄探しができる。毎回ログインが必要で不便な証券会社のスマホサイトより、使い勝手がいい。ただ、一株当たり配当の情報が古いこともあるので、注意が必要である。また、情報漏洩を防ぐため、ファイナンスコネクトはしない方がいい。
さらに株探（https://kabutan.jp/）で決算情報を入手する。業績予想や配当予定、特別配当や記念配当といった配当内容や配当方針などは決算短信を見ないとわからない。できれば、世界の株価と日経平均先物（https://nikkei225jp.com/）もチェックする。
銘柄に目星をつけたら、ヤフーファイナンスの掲示板をWebやスマホで見て学ぶ。９割方はとるに足りない書き込みだが、１割ほどは勉強になる。掲示板が機能していない銘柄は最初のバリュー株投資先に向かないので、東証プライム市場から大型株の銘柄を選ぶ。
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※投資にはリスクが伴います。ご自身の判断で行ってください。
※株の情報は令和４年６月１２日現在のものです。
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文責 山田 咲道 公認会計士・税理士
中央区の税理士 エース会計事務所 会社設立できる公認会計士 東京都
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