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第703段 株式の現物は低コスト
 (
シリーズ バリュー株投資のススメ) 令和4年9月5日

株式の現物は売買・税金コストが低く、維持コストがゼロ円

 値下りリスクをできるだけ抑えて株式を保有し、年配当を4%確保するのがバリュー株投資だ。配当利回り4%以上でPER(Price Earnings Ratio=株価収益率)10倍前後の銘柄を低価格で購入する。配当利回りは株価を一株当たり配当で割ったもので、今期予定額だ。税金控除後の配当利回りは、4%×80%=3.2%になる。

 一般NISA(ニーサ・少額投資非課税制度)を申し込めば、年間120万円まで非課税で購入できる。5年で600万円まで売買手数料も税金もゼロといいことづくめだ。証券会社に1〜2%の取引手数料を取られていた昔と違って格段に株式投資がしやすくなった。
 税金ゼロのNISAは配当を4%のまま受け取れる。配当利回りは4%以下だとパフォーマンスをあまり出せず、5%以上を狙うと対象銘柄が限定されすぎてしまう。
 株式の現物は売買コストが低いうえ、配当をもらえる分、維持コストがマイナスともいえる。決算短信などディスクローズも充実し、不明点があれば株主総会で追及できる。

維持コストがかかるものは購入しない

 投資信託やETF(上場投資信託)、信用取引など、現物株式以外はすべて維持コストがかかる。投資信託は人任せなので管理手数料がかかり、中身がわかりにくいブラックボックスだ。だから、金融庁が定めた基準を満たす投資信託のみが対象の「つみたてNISA」はお勧めできない。
 どうしてもインデックス投信を買いたいなら、S&P500などの外国銘柄なら管理コストを払う意味がある。日本のインデックス投信よりも海外の方がパフォーマンスが高い。

 iDeCo(イデコ・個人型確定拠出年金)は投資対象が定期預金・保険・投資信託だが、運用益が非課税になるだけでなく、毎年の掛金が所得税・住民税から控除され、節税メリットがある。一般NISAとiDeCoという組み合わせで運用するといいだろう。
 本気で株式投資を始めると世の中の動きに敏感になる。株価は、ウクライナ情勢や為替、FRBの金利などによって変動するため、日経新聞を読み、ニュースをきちんと見るようになる。株式投資の大きなメリットだ。

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※投資にはリスクが伴います。ご自身の判断で行ってください。
※株の情報は令和4年6月12日現在のものです。
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 文責 山田 咲道 公認会計士・税理士
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