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■第338段 テレビを見ないで時間をつくる
（テーマ 己を鍛える） 平成２０年７月１４日
●何が大切ですか？
多くの人が「時間がない」という。しかし、１日24時間は平等に与えられている。重要なのは、どう時間を使うかである。そのためには、何が自分の人生でもっとも大切なのかをまず知ることだ。
私は第337段でも説明したように「事務所を大きくして、いい仕事をしていこう」という目的がある。そのために時間を管理しているから、充実感がある。夢や目的を達するために時間を使わないと、幸福感も得られない。いつも「時間がないから、勉強できない」といった不満を抱えることになる。勉強をするには、ムダな時間を排除していくことだ。
●テレビと新聞の10分の違い
まずは、テレビを見ないこと。テレビを２〜３時間見るのに、日本経済新聞は10分も読まない人がいる。新聞とテレビを比較すると、新聞は10分で全部読むことができるが、テレビは情報の取捨選択ができないため、１時間ニュース番組を見たとしても、新聞の情報量には遠く及ばない。
加えて、テレビは、情報を得るのに考えなくても済む。思考しないので、ナレッジにはならないのが、ビジネスパーソンにとって最大のデメリットだ。新聞ならば、欲しい情報が得られ、何回も読め、深読みもできる。
ここでいいたいのは、テレビが悪いという話ではない。「時間がない」といっていながら、新聞を読まないでテレビばかりを見るのは矛盾であり、好んで時間を失っていることだということだ。
文責 山田 咲道 公認会計士・税理士
中央区の税理士 エース会計事務所 会社設立できる公認会計士 東京都
（一言）
テレビの時間効率は、最悪である。
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