■第697段　ウォーキングに必要なもの
　（シリーズ　登山に学ぶ）　令和４年６月６日

●歩く際に大事なのはシューズ

　歩く際に大事な物は、何といっても靴だ。ランニングと一緒で、帽子もあったほうがいいだろう。
　普段は革靴で歩いているが、本来ランニングシューズを履くのが望ましい。革靴はどう考えても膝に悪い。だから、「今日は事務処理の日」というときは、ランニングシューズで通勤している。ビジネスユースに向いたランニングシューズも各メーカーが出している。きちんとしたランニングシューズを履くと、パフォーマンスが全然違う。

　足腰が少し弱い人はサポートタイツを履くのがお勧めだが、手間がかかる。手袋やサングラスはビジネス上、身につけなくてもいいだろう。
　山歩きに使うストックやステッキは街歩きでは邪魔になる。本来は歩きを安定的にする優れたグッズだが、日常的に歩こうと思うなら何にもない状態の方がいい。

●雨の日には登山用のトレッキングパンツを

　雨の日は長靴で歩く。防水性があって雨を通さない登山用のトレッキングパンツと組み合わせる。長靴だからカッコ悪いが、快適だ。
　モンベルのトレッキングパンツはすごく機能的で愛用している。もちろんモンベルに限らず、登山用のパンツなら蒸れないし、撥水する。長靴を組み合わせれば完璧だから、レインコートは着ずに傘をさす。

　下手に雨具をケチると、ろくなことにならない。山で亡くなるパターンで一番多いのは低体温症と滑落である。雨が降って濡れて、強風で、空気を奪われて意識がなくなり、ばたんと亡くなる低体温症には気をつけないといけない。夏山はそのパターンが多い。
　雨の日でも無理やり歩くようにしている。お客さんを訪ねていくのに適したおしゃれな黒のトレッキングパンツだから、ビジネスにも使えるのだ。事務所には着替えのスーツが置いてある。そうやって工夫していかないと歩ききれない。土砂降りの雨の日にスーツで歩くのはきつい。長靴でトレッキングパンツを履いていれば何の問題もない。
　自分に言い訳してやめてしまうと、途端に体調が悪くなって、ぶくぶく太ることになる。

　文責　山田　咲道　公認会計士・税理士
　中央区の税理士　エース会計事務所　会社設立できる公認会計士　東京都

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